年末年始は、すっかり冬枯れなので店は2週間くらい休んだのだけれど、けっこうずっとWebの仕事をしていた。曜日の関係で1週空かなかったのだな。ま、でも、久しぶりにずっと一人で過ごしたので、とても気楽な2週間だった。
年末は、箱根湯本の温泉に2泊して、仕事もしつつ酒を飲んで、なかなかリラックスした良いひとときだった。箱根ってのは、巨大なラブホ街であって、週末の新宿始発ロマンスカーとか生臭くて吐きそうになるくらいだけれど、それだけにカップルプラン(2名様から)の宿ばっかりで、一人で泊まりたいと思ってもなかなか宿がない。
そんな中、箱根湯本の駅のすぐそばにある「水明荘」って旅館は、普通の温泉旅館(元々は温泉まんじゅう屋だそうで、チェックインすると部屋に温泉まんじゅうが置いてあってなかなか美味い)なんだけれど、別館として東横インより安いくらいの独り客用の素泊まり施設を提供してくれている。風呂は本館の施設が使えて、too much な旅館飯を食わなきゃならんってこともなく、朝飯のために起きなきゃならんってこともなく、湯本の街や小田原(電車で4駅310円だし、列車もそんなに待たずに済むくらいたくさんある)でマイペースに好きなものが食える、という得難い宿なのだな。
今回は、1泊目は蕎麦を食った後、近くの土産物屋でかまぼこなどを買ってきて部屋で飲み、2日目の昼は小田原の松琴楼で鰻(白焼きで燗酒の後に鰻重)、夜は湯本の居酒屋・鈴鹿で鯵の叩きなど、チェックインからチェックアウトまで風呂に8回かそこら、2日でウイスキーが1本、という悪くない滞在だった。
年明けは、仕事しなきゃならんというのもあって、実は元日に松屋に行ってしまったのだが、すごく込んでいた。家族連ればかりで、一家団欒の場(食い終わってもしばらく出て行かないw)になっているのに驚かされた。
子供2人に夫婦、そのどっちかの父親(爺様)の5人連れとか、元日の昼に松屋に連れてこられてる爺様、発言権なさすぎ。つか、一人ぽつねんと家に残されても何もできない、という因果応報な話なのだろうか?(苦笑)。
父と小学校低学年の息子の2人とか、父子家庭なんだろうか、、、。この子たちが大人になったら、まったく躊躇なく元日牛丼だよね。などと、いろいろ考えてしまう。松屋は、少なくともあと20年はビジネスを継続しないと(ファミレスは凋落した)、などと思ってしまった。
ま、オレも元日から松屋なので、他人のことをとやかく言えない感じもなくはない、のではあれど、、、。
あと年末は、白戸三平の「カムイ伝」(全15巻)を読破した。500年前の支配構造がいまだに機能しているのか、烏合の衆になるような人間のマインドってのは世の中が変わっても変わらないものなのだな、などと思うとなんだか暗澹たる気持ちになってくるのではあるが、、、。
そういうわけで、4日に仕事始め、昨日の7日から店の営業も再開して、通常モードに戻りました。
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