街場中華の楽しみは、そのお店で作っている餃子でビールを飲む、皮蛋豆腐で紹興酒を飲む、なんてのもあるが、実は、丼モノや定食なんかにちょいと付いてくるネギを浮かせただけの醤油味のチープなスープなのであるw
このスープが目当てで、丼モノや炒飯を「夜だし、ちょっと多いんだが、、、」などと思いつつ注文してしまう、という趣さえある。
胡椒を振ったり、辣油を垂らしたりするのも良いし、蓮華の底にへばりついた中華丼の餡や炒飯の米粒が、じわじわと溶け出していくのも悪くない。
蓮華の上で混じったものを啜ると、ジャンクで美味い。
なのであるが、不思議なことに一品料理とライス(あるいは半ライス)なんかだと、スープが付かない場合が圧倒的に多い。
+100円でスープ付き、あるいはキムチかなんか(しば漬けなんかでもOK)とでご飯セット+200円、なんてのがあれば迷わずそっちなんだがw
居酒屋のご飯セットだと汁物は味噌汁が普通なので、チープな中華スープとその時に食いたい一品料理を何か選んで飯を少し食う、ってのは意外に難しい。
ワンタンスープという手もあるが、単品のワンタンだと量が多いのと、餃子とワンタンには皮で肉の餡を包んだモノという重複感があるので、餃子を食わないようにしないといけない。これは、なんだかいまひとつなのである。
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