御殿場の酒場で知り合った同郷の人に誘われてDJをやってみたら、これがとても楽しい。
何らかテーマを決めて十数曲選んで、持ち時間(40分から1時間くらい)の間に好きなように大音量で流す。重低音の出るお店のPAシステムってこともあって、普段聴いている曲でも結構違って聴こえる。
何より、曲を好きな順番で、イイトコだけでも良し、2台のCDプレーヤを使って切れ目なく複数のアルバムから1曲単位でつないで再生させる、というのが面白い。プレーヤ1台だと切れ目なく、って訳にはいかない。テーマに選んだミュージシャンのソロになったらボリュームを上げる、なんてこともできる。
音源を選んで順番を考えるのが、また面白い。これまで3回のテーマは、
1)「リチャード・ティー」
リチャード・ティーが参加しているたくさんのミュージシャンのアルバムから、ティーのキーボードが堪能できる曲で構成。たくさんあるので絞るのに苦労したが、1曲目はStuffのマイ・スイートネスで、ラストはデビッド・サンボーンの「サンライズ・ゴスペル」。この間に「ルイジアナの日曜午後」だのナベサダの「ストレート・トゥ・ザ・トップ」だのトム・スコットのライブなどなど。
2)「ギターがカッコイイ」
エレキギター、ロックギターが堪能できる(とオレが思っている)曲で構成。スティーブ・レイ・ヴォーンとかジェフ・ベックとか、オールマン・ブラザーズ・バンドとかとか。
3)「コーネル・デュプリー」
コーネル・デュプリーが一躍有名になったブルック・ベントンの「Rainy night in Georgia」(1970年)で始めて、本人遺作の「Doin' alright」(2011年)に入っている同曲で締め。その間に年代を辿る形で、ボブ・ディラン、クルセイダーズ、マイケル・ジャクソン、オーティス・レディングなどの有名曲のカバーを中心に並べてみた。
ま、なんだか若いお客さんも多い中で、古い曲でオレが一番楽しんでいるみたいで、ちょっと申し訳ない感じもあるのだが、、、w そういうわけで、次のテーマを考えよう(また機会があったら嬉しいので)。エレクトリック・マイルス、かな?
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