商売柄、消費税の計算は暗算というか、金額とその1.08倍のパターンをほぼほぼ暗記している感じなので、しょうもない細かいことに気付いてしまった。
某そば屋でのこと。メニューは税別表示。会計の段になって、消費税で発生する端数、0.8円を1円に切り上げていた。
自分がやっている店では、最近、税込み価格に変更したが、税別のときは1円のハンドリングがメンドクサイので1円単位で切り捨てていた(900円だったら2円切り捨てて970円)。ま、売上の大きな店であれば、1円単位で切り捨てていたらけっこうな額になると思うのでそうしろとは言わないが、1円未満の端数であっても切り上げはないだろう。
もしかして、0.1円単位は四捨五入なのか? だとすると、今回の0.2円を取り返すための端数0.2、あるいは0.4円になるものを注文して確認せねばなるまい。
想定される結果としては、
1)四捨五入
2)すべてのメニューが端数0.6円、または0.8円
3)全部切り上げ
くらいか?
1)だったらまた行くけど、そうでなかったら、この店とはご縁がなかったと思うことにしようww いちいち腹立たしいからね。
そういうわけで、再訪(執念深いw)してみた。今度は、税込み金額の端数0.2円のメニューを注文した。
結果は、やはりというかなんというか、四捨五入ではなくて切り上げだった。2回で1円余計にとられた計算だ。ま、誤差といえば誤差だけど、全部切り上げってのは、ちょっと店の態度としてどうかと思うね。
例えば、今回食ったモノは890円(税別)なんだけど、900円にすればよいと思うのだ。そのほうが、よほど気持ちよく金を払える。
ま、世の中、この手の切り上げ詐欺って普通なんですかね?
一応、国税のHPを見ると端数は切り捨て、ということになっている。つまり、客から切り上げで取った金は、納税時には切り捨てなので、その分は丸儲けともいえるのだな。
ま、なんというか、もっとアタマを使って客には分からんように騙せよ、ってことなのだな。馬鹿正直に890円だの660円だのという価格を付けているから、「なんだよ切り上げかよ、クズだな」なんて気付かれなくても良いことに気付かれるわけであって、そんなことに気が向かないようにする方法なんていくらでもあるはずなのだ。
こっちも、今回は気付いたけど、普段はあまり気にしていないので、こういうことをしている店はけっこうほかにもあるのだろうな。実際、いちいち電卓で計算したりすると、腹立たしくてどこにも行けなくなっちまうかもしれないww
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