実は、去年の暮れからラーメンを食っていなかった。
特に何かを意識していたわけではないが、ラーメンを4カ月近くも食わない、なんてのは物心ついてから初めてのことではないかと思う(子どもの頃は、ラーメン屋に行かなくても家でインスタントラーメンを食った)。
鰻と違って、特に切れた感じにもならず、「断ラーメンだ!」なんて気負うこともなく、単にラーメンを食わない普通の日々が続いていた。
もっとも、ずいぶん前から日が暮れたらラーメンは食わない、という「戒律」を守っていたので、そんなに頻繁にラーメンを食っていたわけでもないのだが。
先日、東京で中途半端な時間、打ち合わせまで時間がある、かつ小腹が減っていたというときに、あろうことか「登龍」の前を通ってしまった。
ま、そういうわけで、担々麺(この店では四川麺という)。今でこそ、担々麺はいろいろなところで美味いのが食えるようになった(末尾の関連エントリ参照)けれど、最初にここの担々麺を食ったときは、リファレンスたる担々麺だと思った。
今でも十分美味いけれど、他のレベルが上がったこともあってか、かつての感動はないけどね。
これだけの期間、ラーメンを食ってないと、どこの何で再開するか、ってのも考えるようになっていた。そんなときに、絶妙な時間と場所で、登龍が目の前に現れたのだった(店を見るまでその存在すら忘れていたほど)。
先日、恵比寿に行ったので、「瞠」もありか、と思ったら、昼時で行列だったし、別の時に「はしご」の前を通ったけれど、さんほん麺とだんだん麺で迷いそうだったのでやめた、なんて経緯があって、「ま、登龍の担々麺ならイイか!」ということに。
こんな感じで意図せぬラーメン断ちの日々、終わりましたw
※関連エントリ「担々麺についての贅沢な悩み」
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