NHK FMラジオで「日本道路交通情報センター」の交通情報を流しているが、
「東名高速道路は雨のため、秦野中井インターから御殿場インターの間は最高速度80キロに規制されています」
などと言っている。
馬鹿を言うな、この区間は「天候に関係なく、東名開通以来、ずっと最高速度は80キロ制限」なのだ(東名開通以来、ってのはオレを捕まえたパトカーから降りてきた警官の「名言」だw)。
こうして、ラジオなどで悪天候の時には常に「雨(だの霧だの雪だのなんでも良い)のため80キロ制限」と何度も何度も流しておいて、「高速道路だし、晴れていれば100キロなんだろう」とドライバーに思わせることによって、結果的に(あるいは意図的に)スピード違反を唆しているようなものだな。まったく腹立たしい。
東名高速は、下りは秦野中井のちょい手前、49キロポストから先は、御殿場のちょい先までずっと80キロ制限だ。何度でも言おう、「東名開通以来」ですよっ!w
実際には、下りであれば49キロポストにある標識1個( 80 → )だけで80キロに切り替わって、その後は速度制限の標識は見当たらない。割り込んできたトラックなどに気を取られてこれを見落としたらそれまでだし、その唯一の標識にしてもLEDなので、天気が良ければ消えているかも、なんて思ってしまう。
さらに大井松田の先で、右ルートと左ルートに分かれて(オレは鮎沢PAが好きなので左ルートばかりだが)トラフィックが分散されるので余裕で走れるし、それだけに普段は流れも速い。結果、100キロ制限だと思い込んで安心して走っているクルマを25キロ以上の速度超過で楽に捕まえることができるようになっている。労せずして18,000円の売上(罰金)だ。
上りも、秦野中井までは80キロ制限、そこを過ぎたところから100制限に戻るが、これもわずかに標識1個だけ( 80 ← )。ま、こちらはまだマシだが、「この区間、80キロ規制」なんて標識が点灯していたりして、これも、「お、今日は、何かの理由で80キロに規制されてるのか?」なんて思わせる仕掛けだ。
「東名開通以来」なので、道路仕様というよりは、パブリカにバイアスタイヤの時代の速度制限だと思われるが、速度超過の取り締まりをしやすいように80キロ制限を続けているとしか思えないのだな。
そして、雨の日の交通情報では、「雨のため、、、」と繰り返されるのだ。
メディアってのは、その程度のモンだ、と思わないといけない。