例えば、庄やでのオーダーには、ちょっとしたコツがある。
写真上の「納豆磯辺揚げ」。納豆を海苔で巻いて、軽く衣を付けて揚げたものなんだけど、納豆の味で塩気は十分ではあれど、納豆ってのはカラシが欲しくなる(卵は要らんw)。そこで、焼きトンの塩(カシラなどが好ましい。写真下)を事前に注文しておくと(焼きトンの方が納豆より時間かかるので)、これにはカラシがたっぷり付いてくるからまことに都合が良い。
ナポリタンスパゲッティが付け合わせの「おつまみしょうが焼き」を食うときは、事前にトマトハイを注文しておくと、トマトハイ用にタバスコを出してくれるので、これまたとても都合が良い。
カラシやタバスコのように、卓上(醤油、塩、七味がある)にはない特定メニューに固有のオプションを金も払わずにわざわざ出させようとするのは、なんかちょっと違うと思うんだよね。
下記の2本のエントリにも書いたように、「提供側のオペレーションがしっかりしていて、それを分かって自在にオーダーする」ってのが大事なのであるな。
・勝烈庵の筆頭メニュー「勝烈定食」は四角いけどヒレカツなのだなw
庄やのアジフライのソースみたいに、メニューには「あなたはソース派? 醤油派?」などと書いてあるのに店側が一緒に出すのを忘れたなんてときは、ソースもよろしく、と言うんだけどねw 上記エントリにもあるように、横浜の勝烈庵のロースかつ用辛口ソースなんかが典型で、ヒレカツだのエビフライだのを食っているのに「ロース用の辛口ソース、ちょうだい」などと言ってはいけないのであるな。
あと、この「●●、ちょうだい」って物言いがイカン。「いただけますか?」あるいは「ください」だと思うのだ。なんだよ、ちょうだいって。マジでお里が知れると思う。オレの場合、飲食店で「ちょうだい」っていう人はNGだな。たった1回のその一言だけで、その人とはその後は距離を置きますねww
ま、この手の「人となりが見えてしまうNGワード」ってのは、いくつかあって、ですねww
まず、NGワードとはちょっと違いますが、飲食関連でいうと、真夏のまともな定食屋でメニューも見ずに「カキフライ定食!」と叫んでしまう、などですねぇ、、、w 夏の北海道でイクラ丼を食って喜んでいる(去年のです)、なんてのもダメですww 季節や旬というものが、いい歳して何にも分かっていない。
屋内で帽子かぶったまま、あるいはコート着たままで食ったり飲んだりして平気なんてのもダメ過ぎです。人数分の最低限のオーダーをしない、というダメも、よく見かけます(オレがやっていた店でも、8人で来てスパゲッティ4つ、水8つ、取り皿8枚、スプーンとフォーク8本ずつ、ウエットティッシュ8本なんて客がいましたww)。
あと、「食する」「食した」ですかね。ショックする感じww 食う、食べる、食った、食べたではなく、食するってのに調子の悪い自己陶酔が透けて見えます。
生活関連のワードだと、オレの場合は、配偶者のことを「ヨメ」という男がダメです(実は若い人にけっこう多い)。あと、自分の家を「●●家」(ラーメン屋かよ)もダメですね。蝦夷地から来た人間なので、「家」なんてものを振りかざす感じがとても嫌なのです。そういう価値観の人なんだ、これは話は合わない、と思いますし、たいていそうです。
あとは、年下と思ったらすぐに「君付け」で呼ぶ人もダメです。本当の年齢はさておき、まずは「さん付け」が基本だと思うのです。同級生のメーリングリストで、医者同士が「●●先生」なんて呼び合っているのも、感心しませんね。
口うるさいおっちゃんのNGワードはさらに続きます。
・「お飲み物は?」「生でいい」
・「焼き鳥は塩とタレがございますが」「タレでいい」
この「●●でいい」というのが大嫌いで、そういうことを言う人は、オレ的にはバッサリです。舟唄の「肴は、炙った、イカでいい」のように使えよ、と思います。
「ある意味、すごい」などというある意味、ってのもダメですね。どんな意味なんだよ、明確に示せ、と詰問したくなりますw 似たようなのでは、「●●、みたいな」もそうですね。
ま、「オレ的には、とあまり変わらん」的な趣もなくはないですがww
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