ジェイムス・テイラーの新譜「アメリカン・スタンダード」。
スタンダード・ナンバーを「この曲のエッセンスってこういう感じなんだよね」とテイラーがギター1本で衒いなく歌う、という趣。
でも、バックは、スティーヴ・ガッド・バンドの面々を中心に腕っこきが、なんというかこう「まったく気にならない最小限かつ絶妙な歌伴」を繰り広げている。
テイラーの歌声は、相変わらずクリアで甘いし、歌詞が聞き取りやすくて素晴らしい。
収録曲は、ジョニー・マーサーの「ムーン・リバー」、ビリー・ホリディの「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」などなど。
最後の曲は、飾りのついた四輪馬車。ウイントン・ケリーで有名だけれど、あー、こういう曲なのか、とww
こういう演奏は、年齢を重ねないとできないと思う。
年を取るのも悪くない、と思わせてくれるアルバムだ。
3回くらい聴いてから、じわっと良くなってきたw
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