Dr. Johnは1941年11月生まれ、ということで今夕はドクターの1992年の「Goin' Back to New Orleans」(右)を聴いてから、1978年 の「City Lights」(左)を聴いている。
レコーディング時期、逆じゃね?
というのがどっちも何度も聴いたアルバムだけれど、正直なところ。
前者は、生まれ育ったニューオーリンズにもろもろあって居ずらくなって西海岸などに逃避していたドクターが、戻ってきて地元のミュージシャンと録音したアルバム。後者は、売り出し中のドクターを当時絶好調だったニューヨークのファーストコール(真っ先に声がかかるスタジオミュージシャン)達が歓待している、というアルバム。
これは、ニューオーリンズのアーシーで伝統的な音の普遍性と、70年代に勃興したニューヨークのフュージョン系の音、というものを端的に示しているのではないか、ということだろうねw
で、どっちも、いま聞いても素晴らしい。さらに、ドクターを通じてこういうことが見えてくる、というのもドクターのドクターたるところだな。
もちろん、Gamboはじめとした傑作はあるんだけれど、それはそれとして。
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