1月14日でマイクロソフトがWindows 7のサポート終了ということと、その前週のある夜に寝付けなかった(飲みが足りない)ので、懸案事項だった2012年型Windows 7のVAIOをWindows 10 にアップグレードした。ライセンスが切れたウイルスバスターをアンインストールして再起動してから、アップグレード開始。
実は、対象となるWin7マシンがもう1台あって、そっちの方が重要なので、まずはこのマシンでアップグレードの練習だ。今や、新しいPCを買っても5万円しないくらいではあれど、アップグレードを経験しておくのも悪くないかな、ということで。

過去に一度、Windows 8.1 の Dell を10にアップグレードしたことがあるのだけれど、ドライバとの相性が悪い感じで不安定かつ重くなったので、すぐに元に戻した(10日以内なら簡単に戻る)ことがあるのではあるが、WindowsもPCもそれなりに更新されてブラッシュアップされているのではないかというのと、7はもう後戻りできないので、ということで。
結果、アップグレードの所要時間は90分ってところで、けっこうサクサク動くようになった。データは全部移行完了していて、ブラウザのタブまで覚えている。オフィス、メール、ブラウザなど、普段使うものは全部前と同じ状態で動くことを確認、完璧に移行が完了した! これは嬉しいなーww
このサイトに感謝です。
・まだ可能!Windows 10 への無償アップグレード方法【2019年版】
先に触れた2015年型のDellをWin10にしたときは、下記のブログのような感じだったのだが、今回は、さらに古いマシンなのに重い感じはしない。ま、まだ油断ならないものの、今回はもうWin7には後戻りできないのでどうしようもない。
・「8月のi5」
そういうわけで、Windows 10にした2012年型のPC(CPUは1.7GHzのi5 でメモリは4GB。元はWin7)が、別のWin8.1マシン(CPUは2.2GHzのi5 でメモリは8GB)よりもサクサク動いてびっくりだ。Windows 10は最新バージョンではパフォーマンスをかなり改善した、ということなのだろうか? その後、もう1台、2.4GHzのi3、メモリ4GBのマシンを10にしたのだけれど、これも7のときよりサクサク動いている気がする。
さらにしばらく使ってみて、とりあえず大丈夫な感じを確認。現役マシンが3台あると、いざというとき(2台同時、あるいは立て続けに壊れる、を経験済み)安心だ。
メイン回線はWiMAXなんだけれど、アップグレードに必要な帯域は、多分、5GB以上だったと思われる。「ギガ放題」じゃなかったら、月末まで128kbpsになるところだった。
いや、それにしてもホントにサクサクしているなー。この2012年のVAIO Win10をメインマシンにしてしまおうか、、、w その後の8.1よりマジで快適だ。
「Windowsマシンは、ハードそのままにOSのメジャーアップグレードはしてはいけない。買い替えろ」というセオリーは過去の話になったのか? こうなったら、2台ある8.1マシンも10にするか? いや、やめておこう。7 → 10は、移行ツールもこなれていたからだ、と考えることにしよう。8.1はまだサポートされるので、余計な事をしてトラブルが発生して時間を食っても阿呆くさい。
と思っていたのだが、数日後にいまひとつ調子の出ない2015年のWin8.1のDellを10にアップグレードすることにした。ディスクが足りないとアレなので、64GBのUSBメモリを買ってきた(2000円しない)。
これは、持ち歩き用なんだけど、なんとなく遅い。i5 なんだけれど、前年のi5マシンよりなんとなく遅い。ただ、バッテリー駆動の時間が長いので、1泊2日ならACアダプタ不要なのが良いところで、持ち歩きのメインマシンなのだ。

夜中に前回同様の手順を踏んで、Win10 の構成プロセスに入ったので(その後、アップデートを全部適用したりで何度も再起動しつつ時間がかかる)、ひと眠りして起きたら無事に完了していた。
事前に調べてみたら、ストレージの空き容量が足りないとアップグレードできない、その場合はUSBメモリなどで一時的に外部記憶を補完しろ、なんてことだったので、USBメモリを買ってきたのだが、使わずじまいだったw 13GBくらいしか空いていなかったのだが、その程度で十分なのか。ま、USBメモリは、2000円しなかったし、今使っているのがそろそろ一杯なんで、ま、良しとしよう。
結果、やはり多少は動作が軽くなった気がする。これで、7が2台、8.1が2台のうち、3台を10にしたことになる。残るは、これまでメインマシンとして使っていた8.1が1台だが、これは調子は悪くないので、しばらくこのままで行くことにする。
とはいえ、最後にWin10にしたPCは、10のリリース直後にアップグレードしたら、調子悪くなってすぐに8.1に戻した前科のあるマシンなので、油断せずに経過観察だ。8.1に戻せるのは、移行後10日間だけなので、来週いっぱいこれで仕事してみてから判断しよう。
などなど、いろいろあった挙句、結局、Win7サポート終了につき引退を考えていた2012年のVAIOがWin10で意外にも復活したので、アパートでのメインマシンとすることにした。ディスプレイは小さいけれど、外付けディスプレイをメインのデスクトップ画面にするので問題なし。キーボードもどのマシンでも外付けを使うので、キーボードのタッチなどは関係ない。いずれにしても、2012年型ということで、先はそう長くないと思われるので(ソニーだしw)、2014年と2015年のマシンは温存&持ち歩き用として大事にすることにしよう。データなどはほとんどがクラウドにあるので、メインマシンを変えるのにそんなに手間はかからない。
実はこの2012年のVAIOは、買った当初からたまに「Operating System Not Found」でOSごと全部落ちる、という不安定な代物だったのだが、メンテに出してもどうせ「再現性がない」などと戻ってくることが見えていたので、騙して使っていた。その後、3年の保証期限の目前にキーボードコントローラーがダメになってメンテに出して、その時についでにSSDの組み直しをしてもらった。そのせいかSSD組み直し後は、かなり安定して動くようになった。ほとんどいつも外付けキーボードなのに、キーボードコントローラーがダメになるんだから困ったものだな、とは思ったが。
今回は、無駄に最新マシンを買わずに済んだのが嬉しいね。去年の9月、消費税増税前に1台買おうかと思ったけど、10万円なら2000円しか変わらない、ってんでやめて正解だった。
いやー、それにしてもマジで快適だ。その後に買った2台(2014と2015のi5マシン)より、メモリ半分(4GB)なのにサクサクしている。Win10に8GBは要らない感じだ。CPUのクロックだって遅いのに、、、。グラフィック処理のチップが速いのかな? 古いマシンに最新OSで前より快適、ってのは、ちょっと新しい体験だなーww Windows 10はブラッシュアップされたなー、などと天下のマイクロソフトに対して「大変におこがましい(激おこ)」物言いをしたくなる。
しかし、2台アップグレードしたと思ったら、途端にこれだ。
・米NSAがお手柄--「Windows」の深刻な脆弱性を発見、報告
10だけが問題で8.1は問題ないのか、困ったモンだな。
PCだのITだの。この穴掘って埋める感じが堪らないね。