カレーと一緒に食べるご飯としては、ちょっと硬めに炊いた白飯は鉄板として、長粒米も良いしインドのバスマティライス(炊くというより茹でる感じ。細かくしたビーフンのようにも見える)もある。
また、ジラライス(ご飯をクミンシードと一緒に軽く炒める)やターメリックライス(ご飯をターメリックと一緒に炊く)などもアクセントになって楽しい。インド料理屋の黄色いご飯は、サフランライスではなくターメリックライスの場合が多い。
写真の黄色いご飯は、ジラライスとターメリックライスの折衷案ともいえるもの。まず、フライパンで少量のサラダオイルとクミンシード適量を加熱してクミンの香りを出す。次にターメリックパウダーと塩少々を加え、最後に無塩バターをひと欠け。バターが融け切る寸前くらいに温かいご飯(炊いても良いし、パックご飯でもOK)を投入して、鍋を振ったり木べらなどでほぐしたりしつつ、全体が均一な黄色になったら完成。
このやり方だと、クミンの香りとターメリックの味わいが両方感じられるし、何より、食べる分だけカレー用に黄色くできる、というのが良いところ。フライパンに最初からバターを入れると焦げたようになりがちなので、バターは後で入れるのがポイント。クミンやターメリックの量はお好みで、塩は無くても良いくらい。
・参考リンク
15)サラッとしたインドカレーにはやはりライス
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