先日、カジキマグロのカレーを作ったのだが、悪くはないものの、カジキマグロの上品さ故、もっと魚が感じらても良いくらいだな、というのが正直なところだった。そういうわけで、イワシのカレーである。
イワシというのは、和食だと生姜煮や梅煮、イタリアンだとトマト煮などがあるので、カレーでも美味しいのではないか、ということで作ってみたら、結果、抜群であったw
イワシは、アタマとワタを取り除く。背骨を外して開いたりする必要はないと思う。
イワシ2尾に対して、トマト1個、玉ねぎ半分くらいでカレーソースを作る。
材料は下記。スパイス等の分量は目安なので適宜調整を。
・トマト1個を粗みじん
・玉ねぎ半分をみじん切り
・ちょっと粗目のみじん切りにした生姜(親指の先くらいの量)
・スライスした生姜を数枚(和食の生姜煮のイメージ)
・パウダースパイス(パプリカ15cc、ターメリック8cc、カイエン2.5cc)
・ホールスパイス(アジョワン、カロンジ)少々
・ガラムマサラ2.5cc
・塩5g
・レモン汁少々
・水
1)アタマを落としてワタを取って流水で洗ったイワシにレモン汁を軽く振っておく。
2)鍋にサラダ油を熱して、ホールスパイスをテンパリングする。
3)プイプチ鳴りだしたら、みじん切りの生姜を加えて炒める。
4)生姜の香りが立ってきたら玉ねぎを加えて炒める。
5)玉ねぎが透き通ってきたら、トマトを加える。
6)トマトが煮崩れてペースト状になったら、パウダースパイスと塩を加える。
7)全体が馴染んでカレーベース(マサラという)になってきたら、スライスした生姜とイワシを投入する。
8)イワシにマサラをまぶしたら、水を加えてイワシを転がしながら煮込んで火を通す。
9)イワシに火が通ったくらいに、ガラムマサラを少々振り入れて全体に混ぜ込んで火を止める。
イワシはあまり火を通し過ぎないようにするのが肝要だ。
煮込むときに隠し味程度に醤油(トマトと醤油は好相性)を垂らしても良いだろう。
骨から容易に離れるほくほくしたイワシの身をカレーソースに浸して食べる。
魚介のカレーという意味では、以前に公開した「いか飯のカレー」もイカの味が濃厚で美味しいが、胴体に米を詰めるなど、いか飯という点でちょっと手間がかかる。
その点、イワシなら、スーパーにアタマとワタを取ったものがあったりするので、とても簡単に作ることができる。
・参考リンク
4)インドカレーとしての「ぶり大根」
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。