インド風カレーと蕪は好相性。いつものチキンカレーやキーマカレーが、蕪の風味を得て、その味わいをガラリと変える。
チキンカレーを普通に作って、水を加えて煮込み始めたくらいのタイミングで、皮をむいて縦の四つ割りか六つ割りに(サイズによる)した蕪を入れる。蕪は火が通りやすいので、鶏に火が入る頃には蕪も丁度良くなっている。キーマカレーの場合は、最後に蕪を投入して火が通るまで加熱する。
蕪は、火が通り過ぎるとくたくたになるので(余熱でもけっこう火が通る)、食べ頃の状態で取り出して別にしておく。チキンも硬くなっては台無しなので、取り出しておいた方が良い。どちらも、煮え端の食感を維持することが肝要だ。
蕪の葉は捨てずに、刻んでトッピングにする。あるいは、食べる寸前に鍋に入れてほんの少し火を通すのも、蕪の風味が際立って良い。
チキンカレー、キーマカレーとも、火を止める直前に仕上げにガラムマサラを振り入れるが、蕪のカレーの場合は、さらに「カスリメティ」のパウダーをほんの少し入れると、青菜類に合うフレッシュな香りを付けることができる。
・参考リンク
8)基本のカレーベースをマスターする
12)ひと味違ったカレーに「蕪」はいかが?
19)絶対に失敗しないシリーズ(2)キーマカレー
コメント