冷蔵庫にあった半端な食材で「ナスとチキンのカレー」。半端な食材とは、鶏胸肉180gくらい、大き目のトマト1個、タマネギ半分、長ナス1本。この分量で2人前くらいのカレーができる。あとは常備してあるニンニク、ショウガ。
作り方は、師匠のハリオムさんのレシピをほぼ踏襲なんだけれど、分量はすべて半分から6掛けくらいの感じ。違いとしては、ガス台がひと口しかないので、ナスは素揚げではなくて軽く炒めておく、シシトウとホウレンソウは今回は省略、といったところ。
まず、鍋にサラダ油少々とアジョワンシードを熱して、香りが出たら食べやすい大きさに切ったナスを炒める。ナスとアジョワンは好相性なので、まずはアジョワンの香りの付いた油をナスに沁み込ませて、7割くらい火を通した状態でボウルなどに移しておく。
ナスを炒めた鍋にサラダ油をさらに少し敷いて、クミンシード、カロンジ、ブラウンマスタードシードを熱して香りを出す。マスタードシートがプチプチと音を立てる頃には他のスパイスからも香りが出てくるので、ニンニクのみじん切りを加えて炒め、きつね色になってきたらショウガのみじん切り(ニンニクよりちょっと粗め)を加え、全体に混じったくらいのタイミングでタマネギのみじん切りを加えてさらに炒める。
タマネギが透き通ってくたっとしてきたら、粗みじんのトマトを加えて潰しながら炒める。全体にペースト状になったら、塩と基本のパウダースパイス(パプリカ、ターメリック、カイエン)を加えて、スパイスに火を通す。
全体にフツフツしてきたら、カレーベース(マサラ)の完成。ここに、食べやすい大きさに切った鶏胸肉を加え、肉の表面が白くなってきたらボウルに取っておいたナスを加えて、ナスと鶏にマサラを馴染ませる。
適度なとろみと塩気になるよう、水を少しずつ加えて調整する。鶏に火が入ったら、ガラムマサラを振り入れて火を止める。
食べるときには、緑があった方が見た目が良いので、今回はパセリをちぎって散らしてみた。ハリオムさんのようにシシトウやホウレンソウはもちろん、パクチーもともて良く合う。
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