節分ということで小豆のカレー

今年は2月2日が節分だそうで、本日、昨日から水に浸しておいた小豆とジャガイモをカレーにしてみた。

小豆だけで「ダールマッカニー」（ダールは豆、マッカニーはバター。バターで仕上げる豆のカレー）にするかと思っていたが、何となく見た目、食感とも何かが不足しそうな予感がしたので、ジャガイモを投入。スパイス使いは、ジャガイモのカレー「アルジラ」とほぼ同じ。

小豆は、前日から水に浸しておいて、材料を刻んだりする間に塩を少し入れて柔らかくなるまで煮る。

まず、クミンシードを油で熱して香りを出す。そこへニンニクのみじん切りを加えて炒める、きつね色になってきたらタマネギのみじん切りを加え、透き通ってきたらショウガのみじん切り（ニンニクより少し粗め）を加えてさらに炒める。

全体が馴染んできたら、トマトの粗みじんを加えてペースト状になるまで炒める。ペースト状になってきたら、パウダースパイス（パプリカ、カイエン、ターメリック、カスリメティ）と塩を加えて、スパイスに火を入れてカレーベースとする。

カレーベースができたら、皮をむいて食べやすい大きさに切ったジャガイモを入れる。かき混ぜながら加熱して、ジャガイモの表面の色が変わってきたら、小豆を煮汁ごと入れる。小豆はほぼ柔らかくなっているので、ジャガイモに火が通ったら完成。

最後にガラムマサラとバターを適量入れて仕上げる。バターは、1センチ角くらいに切っておくと溶けやすい。

食べるときにパクチーを刻んだものをトッピングしたり（写真はパセリだが。苦手でないならぜひパクチーで）、生クリームを回し掛けたりすると良い。

小豆を味わうスパイシーでちょっとバターの濃厚さもあるインドカレーである。カスリメティも良い働きをしている。