アルジラ(aloo jeera)は、alooはジャガイモ、jeeraはクミンということで、クミンが効いたジャガイモのカレー。ジャガイモとクミンは、インド料理では定番の組み合わせ。今回は、ちょっとドライにしてみた。
材料は、2人前くらいを想定。
・ジャガイモ2個を食べやすい大きさに切る
・ピーマン1個を適当なサイズに切る
・トマト半分を粗みじんに
・タマネギ4分の1をみじん切り
・ニンニクショウガ・ペースト30㏄
(ニンニクとショウガを同量すり下ろして水少々で弛める)
・クミンシード10cc(スパイスミルで軽く潰しておく)
・パウダースパイス(パプリカ10cc、ターメリック7㏄、カイエン5㏄)
・ガラムマサラ5㏄
・塩
・サラダ油
まず、サラダ油でクミンシードの香りを出す。次にタマネギを加えて炒める。タマネギに油が回ったらニンニクショウガ・ペーストを加える。さらに炒めてニンニクとショウガに火が通ったらトマトを加えて潰しながら炒めてペースト状にする。
全体がペースト状になったら、塩とパウダースパイスを加えてよく混ぜながらスパイスに火を入れる。塩は、水を加えずドライに仕上げるので少な目に(足りなかったら後で足せばよいが、塩気がキツすぎると水を加えてサラっとしたカレーにしなくてはならない)。辛いのが苦手なら、カイエンを半分にする。
ジャガイモを加えて混ぜながら火を通す。汁気が少ないので焦げ付かないように注意する。蓋をして弱火にし、蒸し焼きのようにしても良い。その際にも、焦げ付かないように定期的にかき混ぜる。あまりに煮詰まった感じになったら、水を少々入れて全体に馴染ませる。
ジャガイモに火が通ったらピーマンを投入し、ガラムマサラを振り入れて、ざっと混ぜ込んで火を止める。ピーマンはなくても良いが、入れた方が美味しいし見た目も良い。シシトウなどを入れても美味い。緑が欲しい場合は、パクチーやパセリなどを刻んでトッピングしても良い。
ジャガイモは、ドライに仕上げるときには、「カレー味の粉吹きイモ」のような感じにしたいので男爵が向いている。汁気を多くしてサラッとしたカレーにする場合は、煮崩れると全体にドロッとなってしまうのでメークインなどが良い。イモを投入するタイミングで、ニンジンを一緒に入れても良い。
食べるときに生クリーム少々を回し掛けても良い。生クリームなしなら完全ベジタブルだが。
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