「キーマカレーは万能のカレーベース」でもナス入りキーマカレー(鶏挽き肉のカレー)に触れているけれど、今回はそのバリエーション。ナスの皮を剥いて使う。
ナスのカレーとしては、「ベイガンバルタ」という焼きナスをカレーにするものがあるのだけれど、それに近い。ベイガンはナス、バルタは材料が分からなくなるくらいに刻んだり潰したりした料理全般を指す言葉。ベイガンバルタは、ナスの原形をほとんど留めないカレーだ。
まず、ナスの皮をピーラーで剥いてから、細かく刻む。アジョワンを熱したサラダ油で十分にナスを炒めてから、普通に作ったキーマカレーと合わせて、ガラムマサラで仕上げるだけだ。
ナスが黒々とした皮での存在感を示さないのと、時間が経っても色が悪くならないのが良いところだろう。皮を剝いて通常より細かく刻んで良く火を通してあるので、食感もソフトでカレーとしての一体感がある。もちろん、冒頭で触れたベイガンバルタのように、焼きナスを作ってそれを刻んでキーマカレーと合わせても良い。ナスをどういう状態で食べたいか、と考えて好きなようにすると良いのである。どう作っても、キーマカレーとナスなら美味い。
パクチー、ホウレンソウ、パセリなどをトッピングしても良いだろう。
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