カレー自体は、まったく普通のキーマカレー(基本中の基本、鶏挽き肉の「キーマカレー」)なのだけれど、今回は鶏挽き肉を粗挽きにして、野菜を何種類か加えてみた。
野菜は、ニンジン、ズッキーニ、ピーマン、赤と黄色のパプリカ。切り方はお好みだけれど、今回は少し小さめに切って、これらの野菜との食感を揃えるために鶏肉を粗挽きにした。
鶏肉は、胸肉を買ってきて、皮を取り除いて親指の先くらいに切って、フードプロセッサで様子を見ながら細かくする。市販の挽き肉は、1回挽きではない場合が多く細かすぎるし、皮も全部挽いてある。取り除いた皮は、別途甘辛く炒めたり、さっと湯をかけてから串に刺して焼き鳥にすると良い。
キーマカレーのつくり方は、冒頭のリンク先を参照していただきたい。
野菜によって火が通るまでの時間が異なるので、それだけ注意する。カレーベース(マサラ)ができたら、まずはニンジンと挽き肉を加え、次にズッキーニ、最後にパプリカとピーマン、という順番で加えていく。特にピーマンは、余熱で火が通るくらいで十分。
間違いなくキーマカレーなんだけれど、野菜の味わいと香りで、多少辛めでも穏やかな感じに仕上がる。食べるときに生クリームを回しかけるのも良いし、刻んだパクチーを混ぜ込みながら食べても美味しい。
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