冷蔵庫に残っているもので、インディアンポテト。いわゆるジャーマンポテトと同じ要領なんだけれど、塩とカレー粉で味を付けたのでインディアンポテト。
材料は、ジャガイモ1個、タマネギ4分の1、ニンニク1欠片、ミニトマト3個、パプリカ4分の1、ベーコン2枚くらい、など。ミニトマトはなくても良いし(まったくなくても良いし、ケチャップやトマトジュースをちょっと垂らすなどしてもOK)、パプリカはたまたま赤が残っていたけれど、緑のピーマンの方が彩りとしてはキレイかもしれない。
ジャガイモは、皮をむいて適当なサイズに切って、塩茹でしておく。鍋にサラダ油を敷いて、クミンシード少々を熱して香りを出す(ジャガイモにはクミンがインドの定番)。
クミンの香りが出てきたらニンニクの粗みじんとベーコンを投入、ニンニクがきつね色になってベーコンの脂が出てきたら、タマネギのスライスを投入してさらに炒める。
タマネギがしんなりしてきたら、ミニトマトを縦に4等分したものを投入し、ざっと馴染ませたら塩とSBのカレー粉を投入して、カレー粉に火を通して香ばしくする。茹でておいたジャガイモも投入し、全体によく馴染ませる。
ベーコンに多少の薫香があるし、もろもろ適当なので、実は単品のスパイスではなくてSBのカレー粉を使った。こういう時に重宝するさすがのバランスというか、日本的な安心の味わい。
ドイツにはジャーマンポテトなんてものはないそうだが、インドにもこういうのはないのではなかろうか? 日本の食卓ならではの肩の力を抜いた「インド風」の総菜である。ジャガイモとクミンのカレー「アルジラ」も美味いけれど、たまにはこういうのも悪くない。
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