中華の脇屋友詞さんの「YUJI CHANNEL 」で学んだ「青椒肉絲(チンジャオルース)」をインド風にしてみたら抜群だった。青椒肉絲なのでご飯も悪くないとは思うけれど、チャパティに巻いて食べるのがオススメ。まぎれもなく青椒肉絲なのではあれど、まぎれもないインドカレーなのだった。
肉は、中華だと豚か牛なんだけれど、インド風ということで羊にした。ジンギスカン用のラムスライス(マトンよりラムが良いだろう)を適当な細さに切って使う。それにピーマンとタケノコ。タケノコは、パックに入った千切りの茹でタケノコを使った。
まず、細く切ったラム肉に塩とパウダースパイス(胡椒、ターメリック、クミン、コリアンダーを適当に)で下味をつけ、水溶き片栗を少し入れてよく混ぜておく。
ピーマンは千切りに、タケノコは水を切ってから軽く湯通しする。ショウガは粗みじんに刻む。カレーベースとなるのは、無塩のトマトジュース、塩、基本のパウダースパイス(パプリカ、ターメリック、カイエン)。こうして素材を準備しているうちに、肉に下味が馴染んでくるので調理開始。
まず、サラダ油を少々敷いた鍋で肉を炒める。8割くらい火が通ったら、ショウガの粗みじんを加えてさらに炒める。トマトジュースを適量加えて煮詰め、水気が飛んで全体にドライな感じになってきたら、基本のパウダースパイスと塩を加えて、スパイスに良く火を通す。水気が足りなかったら、トマトジュースか水で調整する。
全体が馴染んできたら、タケノコ(茹でてあるので温める程度で十分)を加えてざっくり混ぜ、最後にピーマンを投入する。ピーマンの歯ごたえが残るくらいの状態で、仕上げにガラムマサラを振り入れて全体に混ぜ込み、火を止める。
チャパティは、今回は「業務スーパー」で売っている冷凍のもの。冷凍のチャパティが、生ハムのように1枚ずつラップで仕切られていて、キレイに1枚ずつ使えるという優れもの。テフロンのフライパンなどで、表面に軽く焦げ目がついて膨らんでくるまで加熱して、2、3回ひっくり返して両面を同じように仕上げる。もちろん、生地から自分でつくっても良いのだけれど、この手軽さは捨てがたい。
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