仕事でメインに使っているデスクトップPCのFirefoxが急に重くなったので、ブラウザにSafariを入れてみました。
で、ちょっと発見。
例えば、入力フォームの自由記入欄なんかでは、
・FireFox では、そっけない四角い箱で、行が増えると上下スクロールバーが出てくる
・IE6では、上下スクロールバーがはじめは薄く見えていて、行が増えてスクロールが必要になるとスクロールバーがアクティブになって色が濃くなる
・Safariでは、右下の隅にサイズ変更用のアイコン(三角のやつ、なんて言うんですかね)が出ていて、そこをマウスでドラッグすると自由にこのボックスのサイズが変わる!!!
上下に延ばしても良いし、左右も広げられる。長い文章なんかも入力しやすくて、とても良い。
もちろん、行が増えてスクロールが必要になると、上下スクロールバーも出てきます。
HTMLのソースは同じで、単に矩形の入力フォームだと思いますので、この違いはブラウザの実装によるものでしょう。
やはり、Safariが圧倒的に使いやすいと思います。
Firefoxには、この入力フォームのサイズをマウスドラッグで自由に変更できるようにするプラグインがあるそうですね。
ブラウザによって、提供されているWebページの見やすさ、使いやすさが変るということで、これもユーザーの工夫次第、という例の一つですね。
WebサイトのCSSも垣間見えて面白いですね。
デザインのイメージが変るくらいの大きさの変化を許しているサイトもあれば、想定した幅以上には広がらないサイトもあります。
提供者側が、ブラウザによる見え方についてどこまでイメージしているのか、ということの反映かもしれませんね。
問題は、ブラウザやプラグインで自分の使いやすいようにいろいろカスタマイズするのは良いんだけれど、パソコンを何台も使っているとか、買い替えるとか、セキュリティ問題でバージョンアップしたらプラグインの互換性なくなったとか、ま、いろいろ面倒くさい、ってことですね。
その辺も含めて、一つ前のエントリにも書きましたが、パソコン的なアプローチ(ローカルにある自分のディスクにソフトをインストールして環境設定をして、自分用の環境をローカル側に作り上げる、というような)は、もう終わっている、という感じがしますね。
日本語変換に関しては、ずいぶん前から自分の名前以外はFEPに単語登録するのを止めましたが、こういうローカル依存の便利機能というものは、どんどん廃れていくのではないかと思います。
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